旅・食べ物

この夏休みに般若心経を覚えた

さて、1週間の夏休みも今日で終わり。前半は京都~大阪に行って、後半も実は湯河原での定宿である「源泉宿 ゆっくり」に1泊したりしていて、いつにもまして旅行三昧。
まぁ、明日から仕事なわけで、それは良いのだけど、その仕事が今年いっぱいで契約の区切り。
要は、来年になったら無職なわけで、これから転職活動をすることになる。
そんなこともあって、この夏休みで転職活動へのスタートアップというか、せめて心の準備でもしておこうか…なんて思っていたのだ。
京都でお寺を回ったり、写経したりしたのも、心を落ち着けて自分を見つめ直そうと思ってのことだけど、前述のとおり写経は正座(素直に椅子席にすれば良かったのだが…)に辟易としたりで、あんまり芳しくなかった。

でも、瀬戸内寂聴さんの「般若心経~生きるとは」を読んだりして、いろいろ思うところはあった。

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般若心経は、ずいぶん前にも興味を持っていたことがあって冒頭は覚えていたりしたのだが、今回ついに全体を暗唱できるようになった。まぁ、これはこの夏休みの収穫。
般若心経というのは、「空」を説くお経で、とにかく何でもかんでも「無」にして打ち消していく(「無受想行識、無眼耳鼻舌身意、無色声香味触法、無眼界乃至無意識界、無無明亦無無明尽、乃至無老死亦無老死尽、無苦集滅道、無智亦無得、以無所得故」といった感じだ)。無い無い尽くしのお経なわけだ。でも、この世の中が本当に無い無い尽くしだったら、どうも味気なくて、何のために生きているやら分からない。でも、実際のところ、人間は有ると思って生きている。
で、この「無い」とか「有る」とか(「色即是空、空即是色」と言いますな)は、人間の心の動き一つでどうにでもなるのだと悟れば、すっきり見えてくるような気がする。
たぶん、実際に物は有る。有るのだけど、人間がそれを感じなければ、無いに等しい。つまり、「有る」という「因」はそのまま「有る」という「果」につながるとは限らず、そこに人間の心の働きという「縁」があって、はじめて「有る」という「果」になったり「無い」という「果」になったりする。
こういうことを仏教というか般若心経は言っているようなのだけど、それは別に仏教の専売特許ではなくて、ストア哲学でも似たようなことを言っていると思うし、「7つの習慣」の第1の習慣である「主体性を発揮する」では、刺激と反応の間に判断が入るのだから、その判断の部分に主体性を発揮せよと説いている。
つまり、そういう心のコントロールをして、とらわれない心でいれば、心の平安を得て、涅槃に入れますよ…。(ま、それが難しいんだよね。人間は煩悩の固まりだから。でも、そういう心がけがあるとないとで随分違うのではないか?)
ざっくり言えば、そういうお経なのだと思う。非常に科学的というか哲学的で、宗教じみたところがない、通俗哲学の一種ですよといえば、それでも通じるのではないか…とすら思える。
まぁ、そんなわけで、これから転職活動するにしても、変なこだわりを持ってしまうと良くないな(という話につながる…)。
子供じみた「何になりたい」じゃなくて、どうすれば自分は天命を果たせるのか…というか、私がこの世の中に生まれてきた以上は何か使命があるはずで、それを果たすまでは死なないだろうという変な確信があるから、その使命とマッチするような仕事に就ければ良いとか思うようになった。
で、その使命というのは、きっと自分が得意なこと、好きなこと、ずっとやっていることなのだと思う。人にはそれぞれ個性や強みがあるのだから、それを活かさないような使命をわざわざ与えることもないと思うのだ。
ま、そんな感じ。
ん…、別にあっちの世界に行っちゃったりしたわけじゃないよ。

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