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勝間和代 vs 広瀬香美は勝間和代の勝ち。決まり手はクラウド

きょう、広瀬香美さんのブログで、前々から予告されていたTwitterソング「ビバ☆ヒウィッヒヒー」が公開されました。

私が昼間に聞いたYouTubeは緊急避難先だったらしく、既に削除されていました。とりあえず、別のものがYouTubeに上がっていますが、どうなるか分かりません。もちろん広瀬香美さんのブログを見れば良いのですがね。

Twitterの世界に勝間和代さんが現れ、数日後には広瀬香美さんも現れて、一瞬にしてTwitterの世界を奪い去っていったような感じすらしますが、勝間さんの飲み込みの速さと、広瀬さんのボケ具合が上手い具合に絡まって、あっという間にTwitterの世界にひとつのエンターテインメントが生まれたわけですから、お二人の力を思い知るよりほかにありません。その上で、こんな曲まで生み出してしまうのというのは、凄い。

広瀬さんはヒット曲を何曲も出してきた人ですが、今回のTwitterでのムーブメントは、いままで体験したことのないものだと思います。プロのアーティストとして一線をはっている人が、このようなネットコミュニティのうねりを感じたことで、今後のネットコミュニティにどのような変化が出てくるのか、楽しみです。

ところで、この記事のタイトルなんですが・・・。

Twitterで広瀬さんが、

http://www.hirose-kohmi.jp/… アップしました!

と、つぶやいた後で、広瀬さんのブログが落ちてしまいました。もともと、朝から調子悪かったみたいなんですがね。おそらく、一気にアクセスが集中したのでしょう。私もアクセスしたのですが、その時にはエラーのレスポンスしか返ってきませんでした。

そうすると、今度は勝間さんが、

広瀬香美さん @kohmi のサイトが落ちていますので、私が代理で公開しています。ビバ☆ヒウィッヒヒー http://bit.ly/A7WkF

と、つぶやいていて、私は勝間さんのブログから、緊急避難先のYouTubeにたどり着いて、聞くことが出来たわけです。

広瀬さんのブログは、どうやら独自運営。一方、勝間さんのブログはココログ。で、緊急避難した先はYouTube。こういう、アクセスが一気に集中したときに、独自運営は弱いというのを露呈する結果となりました。だから、勝間さんが勝ちで、その決まり手はクラウドだったというわけです。

私のこのブログは、今のところアクセスが集中する予定がないのですが(涙)、Bloggerで運営しているのでクラウド派。以前、小飼弾さんが言っていたことに、とりあえず従っているのです。2007年の記事ですが・・・

こういう風になると、個人でblogエンジンまで面倒見るのは大変ですね。本blogはlivedoor blogをそのまま使っていることもあって、一時間12万PVとかの場合でも何の問題も置きませんが、個人でサーバーの設定とかをしている場合、 blog、特に再構築せずに都度ページを生成するタイプのblogエンジンをそのまま使っていてはすぐに過負荷になってしまいます。

私がblogを俺鯖でやってない理由の一つがこれだったりします。こういう時ほど、大手blogサイトがありがたい時はないので。実際、編集系が止まることは時々ありますが、表示系が過負荷で止まることは滅多にありませんし。

「アルファブロガー」とかを狙っている皆さんは、このあたりも考慮に入れる必要があるでしょう。自鯖は細かい設定が出来る代わりに、過負荷にはきわめて脆弱で、MTやWordPressの下ろしたての設定だと、日常のアクセスでも過負荷になりかねないので。

404 Blog Not Found:それにつけてもYahooの威力よ

ま、そういうことです。

GmailとDropboxは、もう使ってるよね?

たぶん、この記事はGmailとDropboxをもう使っている人には、何の役にも立たないことでしょう。しかし、まだ使ってない人もいっぱいいると思うので、敢えて書こうと思います。

「HDD飛ばしてデータ消えちゃいました」なんて言ってるYouに送るエントリー。

メールはGmailで一括管理する

Gmailは言わずとしれたGoogleのメールサービス。いまのところ私には、7,355MBのスペースが割り振られていて、そのうちわずか5%(551MB)のスペースで12,085通のメールをストックしています。

Gmailに置いてあるメールが消えてしまう可能性は非常に低い。少なくとも、自分が使っているPCのHDDが飛ぶ可能性より低いでしょう。
では、セキュリティ的にはどうなの?という意見もあるでしょう。これも自分のPCに置いてあるよりは安全だろう、と思っています。

「仕事するのにオフィスはいらない」で佐々木俊尚さんは、以下のように書いています。

「人の手にゆだねるなんて、そんなの信用できない。データセンターが壊れて文書が消滅しても、保証がないんじゃないか」
と不安を感じる人もいるでしょう。しかしその可能性はおそらく、ひとりの人が人生で飛行機事故に遭遇するかどうか、といった程度の確率ではないかと思います。少なくともみなさんが自宅やオフィスに置いている無防備なパソコンのハードディスクよりも、ずっと安全なのは間違いありません。データセンターではつねにバックアップも行われています。

「ネットに機密情報を流したら、盗まれる心配があるのでは?」と心配される方もいるかもしれません。ネットの途中で情報を抜き取られる危険性はたしかにゼロではありませんが、実際にはそうした危険性よりも先に書いたようなパソコンの紛失やウィニーによる漏洩の方が圧倒的に多いのが現実で、それらの危険性はクラウドによって防ぐことが可能です。

それでも不安だというなら、野口悠紀雄大先生によるデータの安全確保とグーグルのGmailを読んでみると良いでしょう。野口先生だって、安全性が不安で使っていなかったGmailを、いまではその記事を書くほど使っているわけですよ。

既に使っているメールアドレスがあって、今後もそれを使い続けるつもりだとしても、Gmailを使いましょう。元のメールアドレスからGmail宛に自動転送させれば良いのだし、Gmailから元のメールアドレスを使ってメールを送信することもできます。実際、私は、使っているGmail以外のメールアドレスも、すべてGmail経由でやり取りしています。
過去のメールについては、GMailにメールを完全移行するという解説記事(非公式)もあるようなので、そちらを参照のこと。

Gmailだとネットに接続しているときしか使えないじゃないか?と、思うかもしれません。でも、Google Gearsを使ったオフライン機能が準備されています。ふだんのメールのやり取りはOutlookやThunderbirdなどのローカルのメールクライアントを使うことにして、バックアップ目的でGmailを使うという方法でも良いでしょう。
私は、オフライン機能もONにしていますが、持ち歩いているノートPCにはIIJmobileが刺さっているので、かなりの場所でオンラインになれるし、最近はAndroidを持ち歩いているので、いつでもどこでもGmalを見ることが出来る状態です。ローカルのメールクライアントは使っていません。

ドキュメントはDropboxを使う

Dropboxは、Gmailほど有名ではないので、まだ使ってないという人も多いかもしれません。Dropboxというのは、オンラインストレージサービスの一つで、無料で2GBまで使えます。月に$9.99で50GB、$19.99で100GBにアップグレード可能です。
私はまだ2GBの無料プランにしているのですが、音楽、動画、画像といったファイルサイズの大きなものは置いていないので、容量は余りまくっている状態です。(ちなみに、画像はPicasaWebに置いてある。)

Dropboxが便利なのは、ネットに接続されていないときでも、普通にファイルアクセスが出来ることです。Dropboxのクライアントソフトをインストールすると、ローカルHDDに普通のフォルダが出来ます。このフォルダが常に監視されている状態になっていて、ネットに接続されているときに自動的にDropboxのオンラインストレージと同期されるのです。だから、オンラインストレージを使っているというより、ローカルに置いてあるデータが自動的にバックアップされるというイメージに近いでしょう。

さらに凄いのは、Dropboxに置いてあるファイルは、自動的に履歴管理されることです。Dropboxのフォルダにあるファイル等は右クリックすると表示されるメニューに「Dropbox」という項目が追加されます。そこに「Rivisions」という項目があるので、これを選択すると、Webブラウザが開いて、そのファイルの履歴にアクセスすることが出来ます。

Dropboxの詳細については、Dropbox徹底解剖 – 一度使ったら手放せなくなる! オンラインストレージサービスの本命 | Web担当者Forumを参照ください。

今回はかなり定番なサービスを紹介したので、知っている人には何の意味もない記事だろうと思いますが、まだ使ってない人は、ホント、一度試してみてください。すぐに手放せなくなりますよ。
これで、データをなくさずにすむ・・・という安心感は、何にも代え難いものです。

(追記)8月8日に、クラウドのセキュリティについて、クラウドのセキュリティに関する折り合いという記事を書きました。あわせて、ご参照ください。

ネットでもっとオープンにやろうよ

先日、自分が参加しているコミュニティでクローズドな情報共有サイトを構築するという話があって、その打ち合わせをしてきました。
なぜクローズドなシステムを、わざわざ自前で構築するのだろう?と疑問に思いつつ、ずいぶん長丁場の打ち合わせをして、人にはいろいろな考え方があるのだなぁと感じました。

クローズドなシステムを構築する理由は、情報共有はしたいけれど、公開の場所でやるのはたとえ実名を出さないとしても嫌な人が多いだろうからということでした。何か自分の書いたことが見つかっては困るし、Googleに蓄積されることも嫌だ、と。

私は、ブログを世の中一般に公開するようになってから長いし、このブログでは実名と顔写真までさらしています。たぶん、クローズドなシステムが必要と思っている人からすると、あり得ないことでしょう。
そういう私からすると、せっかく自分の書いたことが閉じた世界に留まってしまうというのは、もったいないと思うのです。広く世界に行き渡って、見ず知らずの人との間で何らかの関係が生まれるかもしれないのに。それがネットの醍醐味なんじゃないかな。
もちろん、人それぞれ意見があるので、オープンにすることが是だというわけではありませんが。

それいう思いはいろいろぶつけたのですが、クローズドなシステムは構築することになりました。たとえ少人数の間でも情報共有が盛んになるならば、それは良いことだと思うし、それが良い機会となって、もっとオープンなところに出てきてくれるかもしれません。

ネット社会を全体的に見ると、自分の情報をオープンにする人は増えてきたと思います。

例えば、実名の公開です。もともと日本のネット社会では実名を明かす人が少なかったのですが、最近は公開する人が増えてきたのではないでしょうか。197XのLT大会で、スピーカーの多くが実名をさらしていました。「想像以上に実名が多かった」とTwitしていた人もいたのですが、そういうことなのでしょう。(ネット上ではやはりハンドルで、LTのようなリアルの場面でだけ実名を出すという人もいますが。)

私が実名や顔写真を公開する理由は、その方がブログを書くことによって得られる実りが多かろうと思っているからです。私自身としては、ネットとリアルを切り離すという考えはほとんどありません。もしネットで有名になったとするならば、そのままリアルにつなげたいと思っているわけです。残念ながらリアルの方での名声はないので、ネット起点を狙うしかないし。実名でないとリアルにつながらないのか?というと、そういうわけではないでしょうが、実名の方がリアルと「つなげたがっている」というとが分かりやすいだろうとは思っています。実名をさらすことによるリスクを受け入れてでも・・・という覚悟が見えるでしょ。

最後に、個人的な思いを。
みんな、もっとオープンにやりあって、ネットを楽しい場所にしていこうぜ!

IT投資の類型とクラウドコンピューティング

今日の日経に日本IBMの橋本孝之社長のインタビュー記事が出ています。
橋本氏の見方では、国内IT市場の回復は今年後半から来年にかけてとのこと。

橋本氏によるIT投資の分類が紹介されていました。

  • ハードなどを買い換える「設備更新型」 (今後も厳しいという見方)
  • セキュリティや内部統制など「義務型」 (既に一巡している)
  • 企業の生産・物流合理化など「構造改革支援型」 (今後の注目)

半年後から1年以内に効果の出る構造改革支援型では、引き合いが強いといいます。

企業の基幹系システムは大企業では既に導入が完了し、設備更新が主な需要になっています。今後はまだITが有効活用されていない分野を発掘し、きちんと効果が見えるような提案につなげていかなければ、引き合い、受注にはつながらないものと思います。

一方、設備更新型の投資で今後の目玉になりそうなのは、クラウドコンピューティングです。今日の日経にも「クラウド 産学官で技術開発 フォーラム来月発足」という記事が出ています。

クラウドには、ソフトウェアをネットで提供するSaaS、アプリケーション実行用プラットフォームを提供するPaaS、ハードウェアインフラを提供するHaaSがありますが、いままでの日本企業の情報システムの導入状況を見ると、PaaSかHaaSでソフトウェアは独自開発し、運用コストを下げるという方向性が強いのではないかと思います。つまり、設備更新型の一環として、クラウドに乗り出すというわけです。

一方、義務型の投資では、一定のアプリケーションを企業に導入することになるので、SaaSが普及する可能性があります。

よく見えないのは構造改革支援型の投資です。どのような構造改革に、どのような支援をする必要があるのかを誰が主導するのかがポイントです。ITベンダーが主導できるのなら、構築済みのアプリケーションを提供するSaaSが良いと思いますし、ユーザ企業が主導するのならPaaSやHaaSでアプリケーションは独自開発ということになるでしょう。

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プロフィール

井上 研一
10年ほどITエンジニアをやっています。Twitterなどネットサービスでは「inoccu」(イノック)というハンドルで活動中。IT業界、モバイルのことや本を読んだ感想、ライフハック、それからハロプロに関することなどを、このブログに書いているほか、たまに何かソフトウェアを作って公開(最近はAndroidアプリ)することもあります。詳細なプロフィールはこちら。

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