- 2007-10-23 (火) 18:59
- マイライフ
またしても自分のことを書く。興味のある方は読んでもらえばよいし、そうでない方は、さっさと飛ばしてもらえばよい。(と、先に断っておく。)
6月頃のことだが、その頃は自分の中でいろいろなことがあって、鬱になるほど迷っている時期があった。その迷いというのは、自分のキャリア、これから進む道のことであって、それまで7年もやってきたSEをそのままやるのか、ちょうど行政書士になるといって会社を辞めたのであったから、行政書士になるだとか、そもそもこのまま東京にいるのか、九州に帰るのか…云々。まぁ、いろいろ考えたものである。
結局、その時の結論は、東京に残ってSEというものであった。なにしろ、そのときは精神的にかなりヤバかったから、なにより安定が必要だった。その時点での生活基盤を崩すような判断は、客観的に考えて無理であった。
それからというものは、安定を取り戻して、今まで平穏に派遣SEとして過ごしている。しかし、それは火種を抱えたままであったのも事実である。その火種というのは、派遣SEという仕事は直近、お金になるものだからやっても良いが、そう長くは続けるものでないということだ。せいぜい、35歳が限度であろうと思う。(その理由とかは、主題とは無関係だから書かない。)
だから、いつその火種がぶり返しても、おかしくないのであった。
最近になって、その火種がぶり返しつつあることを感じた。当初はSEとしてでも、派遣からフリー(個人事業主)にこちらの立場を変えて、長く続けられないものかと思っていたが、その実態が単なる偽装請負ではないか?と思うようになって、その気持ちはしぼんだ。
だったら、また会社員としてSEをやればよいとも思ったが、何となく、本当にそれで良いのか?そのために会社を辞めたのか?いや、そもそも会社勤めなど性に合っていないのではないのか?などというところに行き当たった。まぁ、いつものことである。
SEとしての自分を振り返ってみたとき、自分で言うのもナニだが、長所は業務分析にあると思う。話を理解する速さ、それを抽象的にまとめる、そしてそれを人に分かりやすく伝える。そういうことが得意なのだと思っている。そもそも、そういうことが好きなのである。それはSEとして重要な能力であるから、自分に向いている仕事なのである。
しかし、私の思うSE像は、それだけでは50点である。いや、もっと低いかもしれない。なにより、SEはシステムを構築しなければならない。実現しなければならない。SEは製造業なのである。それ故、技術力が必要である。基礎的な技術力が何よりも重要である。PMなどのように、直接、技術を使った仕事をしないとしても、やはり必要である。技術の話がきちんとできないSE、PMに何ができようか。極論かもしれないが、私はそう思っている。
そう考えると、私は落第である。去年の12月に派遣SEの仕事を始めてから、何冊も技術書を買い込んだ。何とか、自分が技術の方向に向かないかと思ったからだ。しかし、結局1ページも開かないことが多かった。少なくとも読み通したものなどなかった。
私は情報サービス業(業務分析というのは、情報から情報を生み出したりする仕事だから、まさにこれである。一方、一般的に情報サービス業といわれているSIは、情報サービスするシステムを作る製造業であると思う。)はそこそこでも、製造業には向いていないようなのである。
行政書士は制度と付き合う仕事だと思う。新しい制度が出来たとする。その制度をどれだけ速く理解して、それを適用できるクライアントを探してマッチングさせていくか、というところに行政書士の仕事があるのではないだろうか。
クライアントはたいてい何か問題を抱えている。もしくは、何かビジネスを始めようとしている。行政書士はクライアントが何を求め、何を望んでいるのかをスピーディに把握しなければならない。あとは、それをどういう制度にマッチングさせるかである。
つまり、この点で行政書士は何らかの制度を使った問題解決業である。SIが技術を使ってソリューション(問題解決)を提供するように、行政書士は制度を使ってソリューションするのである。
つまり、この点で、行政書士とSIは似ている。しかし、行政書士は純粋に情報サービス業と言えるのに対して、SIの場合はそれが仕事の一部というか入り口であり、特にSEという仕事は入り口の先で待ち構えている製造業であるから、同じものではない。(行政書士の仕事はたいてい、こちらは1人で完結するものだし、他士業とアライアンスを組んだとしても、やはり1人が請け負う部分は広い。)
そして、ここまで読んでいただければ十分理解いただけると思うが、それは私がSEの仕事をする中で得意と思っている分野だけに重なるのである。
ここまで考え付いたときに、やはり行政書士をやりたいと思うようになった。
試験はともかくとしても、開業・起業すれば成功するような世界ではない。実際、去年はその点におののいて、腰が引けたのである。何より、合格しても開業資金の目処など、まったくなかったのである。
今回に関しては、次の試験を受けようとすると1年以上の期間がある。(今年の11月の試験に申し込んでいないから、早くとも来年の11月の試験しかない。)とすれば、開業はどんなに早くとも1年半か2年後となる。その間の糊口は派遣SEの仕事を続けるしかないし、この仕事は先に述べたようにそれなりの収入につながるから、「行政書士として開業(丸山学さん流に言えば起業)する」というプランニングを持って節約に励めば、それなりの開業資金も出来るだろう。何より、勉強が必要である。試験に受かるための勉強はもちろんのこと、経営やマーケティングの勉強もやっておかねば、開業・起業しても成功はおぼつかないだろう。
これが、今、考えていることである。
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